この前、旅行業務取扱管理者の資格を持っている人と食事をして、いろいろな求人情報や転職情報を聞けたのですが、結構意外な話しでした!
旅行業務取扱管理者の資格を持っていれば、簡単に就職や転職に役立つと安易な考えでいたのですが、実はそうでもないらしく、実務経験や語学などのスキルがある方が採用されやすいということでした。
しかも年齢もやはり若ければ若いほどいいとは思いますが、せいぜい20代がいいところでしょう。
結局は旅行業務取扱管理者の資格を持っていなくて、旅行業界に入ったとしても仕事の内容は覚えることばかりであったり、旅行業務取扱管理者で勉強したのにも関わらず、実務に直結しなくて覚えなくてもいい事も多かったり、業界内で着いた業務によっては全く畑違いというようなこともよくある話しだそうです。
他にもお給料の面からも旅行業務取扱管理者だからと言って、待遇はほどんどなく、あったとしても微々たる物なので、期待はしない方がよさそうです。
なので旅行業務取扱管理者の資格を持つことのメリットと言えば、起業することになってきます。
なぜかと言いますと、旅行業界で新しく起業する際には、絶対にこの旅行業務取扱管理者の資格保有者が必要になってくるので、起業する時には大変有利だと思います。
そして就職・転職をする時のアピールポイントにはなることでしょう。
しかし旅行業界内で、最初からこの旅行業務取扱管理者の資格を持っている率はあまり高くないそうなのです。
それは、業界に入ってから取得するという人が多くいるからです。
その方が今までの旅行業界内でのキャリアによっては試験の内容が一部ですが、免除になる制度があるためです。
なので旅行業務取扱管理者の資格を目指そうとしている現時点の年齢や、経験にもよりますが、一度どういうところから切り込んでいくかプランを練り直すということも必要かもしれませんね。
単に旅行業界で働きたいというのであれば、アルバイトや派遣で経験を積むというやり方もありそうです。
やはりいろいろ話しを聞いてみたら、資格よりも実務経験に重点を置いている業界らしいので、旅行業務取扱管理者の資格を目指すために経験を積むと考えるのが良いかもしれません。
やっぱり、経験者の話しを聞くことって大切だなーと今回は思いましたね。
知らなかったら、後から落ち込むところだったかもしれません。