通信制高校を卒業しても、ちゃんと就職することができるのか?
全日制の高校と比べると、劣っているように感じる人は多いのではないでしょうか。
“通信制”だから…そう思って、不採用にする企業は実際のところあります。
全日制の高校の場合、朝から学校に通い、集団生活を行い、部活なども参加したり、勉強だけではなく、学べることはたくさんあります。
もちろん、通信制だって仕事をしながら勉強しているという“やる気”を感じることができますね。
求人を見ても、「通信制不可」という記載はいっさいないでしょう。
通信制高校だって、普通の求人がきますし、ちゃんとした企業に就職することだって可能なのです。
自分自身が引け目を感じることなく、就職活動することが大切です。
ただ、やはり通信制高校に通う人は、必ずしも全日制の高校生と同じ年代の人というわけではありません。
以前は、中学卒業したらすぐに就職してしまうという方も多かったようですので、中学校卒業までしかしていない大人の人も、通信制の高校に通っています。
そんな人たちが、通信制の高校にきた求人票の企業を受けることができるのか不安になる人も多いです。
企業としては、通信制の高校においては年齢層も幅広いということを想定して、求人を送っています。
もちろん、経験者がいることを考えて送ってくるところもあります。
実際のところ、高校の新卒者を相手にしている求人でなければ、採用される可能性が高くなります。
それにポイントは、「働きながら勉強している」、「努力している」と見てもらうことができるというところです。
ここは就職活動をする上で、とっても大きなメリットとなるでしょう。
ただ、デメリットを考えると、全日制高校を中退してしまっている場合です。
“なぜ中退しなければいけなかったのか”、“なにがだめだったのか”を企業としては重視してきます。
企業だって、他人同士の集まりの中仕事しなければならないですし、そこは重視されるでしょう。
面接のときに、ちゃんとした理由を言うことができれば、通信制の高校であっても、気にせずに就職活動し、自分の希望した求職先に応募してください。