このご時世なので、将来の安定を確保したい(安定した職に就きたい)・・・、そう思っている学生さん(高校生)は多いと思います。
日本は、ただでさえ不況で就職難なので、そう考えるのは無理もないですよね(汗)
だからこそ、学生さんは、偏差値と大学進学や就職の関係について、ちゃんと理解し自分の夢や将来のためにも、しっかり考えて行動していく必要があります。
最近、テレビで、とある通信制高校に通っている学生さんのドキュメンタリー番組があり、それを観ながら、「通信制高校に通っている学生の進学と就職って、一体どうなんだろう?」と、疑問も持ち始めてから、ネットで通信制高校について、詳しく調べ始めました。
ここでは、通信制高校の偏差値と大学進学や就職の関係について、学生さんのために少し説明させて頂こうと思います。
まずは、偏差値に対する基本的なスタンスについてですが、現実的な評価として、「偏差値」は日本国内では依然として有効な指標となっていますが、逆の否定的な評価としては、「偏差値主義」は大量生産体制が終わった今では時代遅れであるという考え方があります。
将来の仕事も収入も"学歴(学校歴)である程度決まってしまう"というのが現実という考え方がありますが、今では、もはや、それどころではなく、「偏差値主義」そのものが崩れかけており、学歴があるからといって、必ずしも希望の安定した職に就けるとは限りません。(絶対ではありませんが、そのような傾向にあります。)
基本的に、安定職業につける大学の偏差値は、55以上となっており、このラインだと、国立大学で、駅弁大学(金沢・信州・岡山・広島・鳥取・・・etc)、私立大学は、MARCH(明治・青山・立教・中央・法政)や、 関関同立(関西学院・関西・同志社・立命館)などが当てはまります。
これら偏差値55~60程度の大学と偏差値60以上の大学の学生とでは、学力にそれほど大差はないにもかかわらず、就職の結果だけを見ると大きな差が生じています。
なお、大学の平均的な実績と学生個々人の実績は全く別のものです。
このように、学歴や実績を重視して見ても、どんなに偏差値が低かろうが高かろうが、それが直接、進学や就職に影響するとは考えにくいでしょう。
これは、高校生の場合でも同じようなことが言えるので、通信制高校 偏差値についても、特別、偏差値がもの凄く低かったりしない限りは、学歴についてはあまり意識する必要はないと考えることができます。